成人の4人に1人か糖尿病かその予備軍、といった事実が2011年に日本政府から発表されました。世界においても、糖尿病増加は先進国だけでなく、途上国でも深刻な問題になっているのです。みなさんご存知だったでしょうか、2006年12月20日に国連のニューヨーク通常総会において、”糖尿病に関する国連決議”(UN Resolution on Diabetes)がなされたことを。これはつまり、糖尿病が世界を滅ぼす可能性のある脅威と国連が認識した、ということです。世界の政府は国連の決議を受け、各国、国を挙げて糖尿病の予防、撲滅をしようとしています。日本では厚生労働省が「メタボリックシンドロームからのアプローチにより、2025年までに生活習慣病の代表とされる糖尿病人口の25%減少」を目指しているのです。運動指導の専門家である我々が糖尿病予防を目的とした運動指導において知るべきことはなんでしょうか。まずは糖尿病とその最新の知識、糖尿病の運動生理、そしてウォーキングや筋力トレーニングの効果と、これまでにない新しい運動療法です。加えて今回は昨年の世界糖尿病学会、そして今年の日本糖尿病学会にて発表させていただいた、最新の糖尿病予防・血糖コントロールデータを用い、その最新の運動療法であるブルーエクササイズ®をメインでプレゼンテーションさせていただきます。

桑原 匠司

日本糖尿病協会ブルーエクササイズ®検討委員として

ブルーエクササイズ®を開発、そして研究している。

いままでウォーキングと筋力トレーニングしか

糖尿病予防の運動法はなかったが、このたび食後血糖に

特に効果のある座位での運動を開発した。

予備研究では其の効果を世界ではじめて示し、

2012年秋に京都で開催された世界学会である、

9th IDF-WPR congress & 4th AASD Scientific Meeting にて発表。

現在、数カ所の病院と大学病院にて

研究・検証がなされている。

 

 

検証結果が示されると日本発、世界へ新しい運動療法が発信される。

食事と薬、そして運動の3分野が必要な糖尿病の世界において、

運動を通じて世界の糖尿病撲滅と予防を目指す。

関西電力病院糖尿病・内分泌内科客員研究員、

立命館大学スポーツ健康科学部非常勤講師、

PHI Pilates Asia bloc Director

PHI Pilates Japan 代表、株式会社CODE7代表取締役。

■保有資格

NATA-BOC(ATC)

PHI Pilates Master

PMA Certified Pilates Yeacher

理学修士